SCENE 00|フック

ミニ画面は実際に動きます
v1.1
#17 なんで黒歴史って、何度も思い出しちゃうの?
このシーン00:00–00:50
50s
カット数8 CUT
セリフ実測331字(空白除く)
換算6.62字/秒
構造Curiosity Loop(あるある→問い→部分開示)
SCENE00

あるある2件 → 布団の中 → 問い → 前提をひっくり返して伏せる

ねらい:挨拶もロゴも置かず、いきなり黒歴史の実景から入る。夜だけの話ではないことを見せてから問いを立て、「良い思い出も勝手に浮かんでいる」で視聴者の前提を1回外す。差がどこで生まれるのかは言わずに伏せて本編へ引く。

00:00–00:5050秒 / 8 CUT / 30fps

シーンの移り変わり

C01–C02黒歴史あるある2件

ノートの裏のポエム → カタカナのあだ名。実景のまま、は1カットに1つだけ差す

C03–C04布団の中 → でも夜だけじゃない

頭を抱える実景 → 金の手がかり3枚(言葉・通学路・香りや曲)が生活側から並ぶ

C05問い

青の良い思い出朱の黒歴史を並べ、大きな「?」。立ち絵は困り

C06–C08部分開示 → 伏せる → タイトル

青の玉がザッと出て前提が外れる → 差は「後」だとだけ言う → 玉の道をシルエットでチラ見せ

S00-C01TC 00:00–00:055s / 150f
あるある①/ノートの裏
ノート(裏表紙側)
ポエム
誰にも見せないポエム
通常
ノートの裏に誰にも見せないつもりのポエムを書いていた時期があると思うのだ。
1カット目から本題。
挨拶・ロゴ・自己紹介は置かない
朱はこの1要素だけ
(面積は画面の1割以内)
セリフノートの裏に誰にも見せないつもりのポエムを書いていた時期があると思うのだ。
画面紙色の地に、机に伏せられたノートが1冊だけ。裏表紙の内側に手書きの数行が見える。文字は判読させず、行の形だけで「詩みたいなもの」と分かる程度に留める。朱=黒歴史の色がここで初出。
テロップ誰にも見せないポエム
動き【通常】IN: ノートがフェードイン(10f)→ 表紙が3分の1だけめくれて中身が見える(12f, easeOut)。中: 手書き行が上から順に描かれる(各4f間隔・計4行)。21f 遅れで下のテロップが下から差し込む(10f)。OUT: ノートを閉じずにカメラだけ寄る(scale 1.0→1.05, 12f)→カットで C02 へ。SE: 紙をめくるパサッ(小)/BGMは頭から低く鳴らす
S00-C02TC 00:05–00:105s / 150f
あるある②/あだ名
友達
友達
あだ名
真顔で呼び合っていた
通常
友達同士で英語っぽいカタカナのあだ名を付けて、真顔で呼び合っていたのだ。
実在しそうな綴りは出さない。
カタカナの形だけ見せる
矢印は右向き→左向きの順(呼び合い)
セリフ友達同士で英語っぽいカタカナのあだ名を付けて、真顔で呼び合っていたのだ。
画面左右に人影のシルエットが2つ。あいだの上に朱の吹き出しでカタカナのあだ名。特定の人物に読める綴りは使わず、文字数と勢いだけで見せる。
テロップ真顔で呼び合っていた
動き【通常】IN: 人影が左右から同時にスライドイン(各10f)。中: 吹き出しがポップ(spring 9f)→ 右向き矢印が伸びる(8f)→ 9f 後に左向き矢印が伸びる(8f)。往復2周。OUT: 吹き出しだけ残して人影を地色へ寄せる(8f)→ C03 の布団へワイプ(右→左, 8f)。SE: ポン(吹き出し)/ヒュン→ヒュン(矢印・小)
S00-C03TC 00:10–00:155s / 150f
布団の中/頭を抱える
布団(丸まった背中)
もう殺してくれ
枕元の明かり
困り
思い出すたびに布団の中で頭を抱えて、もう殺してくれと叫びたくなるのだ。
決め語はここ1つだけ
(他は大きくしない)
部屋は暗くしない。地の紙色のまま(RULES 6-C)
セリフ思い出すたびに布団の中で頭を抱えて、もう殺してくれと叫びたくなるのだ。
画面布団にくるまって丸まった背中を横から。顔は見せない。上方に朱の大きな一言が突き刺さるように出る。夜だが背景は明るい紙色のまま通す。
テロップもう殺してくれ
動き【困り】IN: 布団がフェードイン(8f)→ 背中が1回びくっと縮む(6f)。中: 朱の一言が奥からズームイン(12f, easeOut)→着地後もわずかに震え続ける(m-shake, 振幅小)。枕元の明かりが遅れて灯る(8f)。OUT: 布団ごと画面を上へ抜く(translateY -18%, 10f)→ C04 の生活の景色へ。SE: ドンッ(着地・低め)/布ずれのゴソッ
S00-C04TC 00:15–00:249s / 270f
夜だけじゃない/手がかり3件
似た言葉を
聞いたとき
昔の通学路を
通ったとき
同じ香りや曲に
触れたとき
浮かぶのは夜だけじゃなく
(C03の布団)
考え中
浮かぶのは布団の中だけとは限らないのだ。似た言葉を聞いたときや、昔の通学路を通ったとき、同じ香りや曲に触れたときにもやってくる。
金=手がかり。
S02の入口レバーの前振り
3枚は同じ大きさ・同じ高さ。読み上げと着地を合わせる
セリフ浮かぶのは布団の中だけとは限らないのだ。似た言葉を聞いたときや、昔の通学路を通ったとき、同じ香りや曲に触れたときにもやってくる。
画面前カットの布団が右下へ小さく退き、代わりに金色のカードが3枚立つ。カードの中は文字だけで、絵は入れない。金=外からの手がかりの色として初出(装置の入口レバーは S02 で出す)。
テロップ浮かぶのは夜だけじゃなく/似た言葉を聞いたとき/昔の通学路を通ったとき/同じ香りや曲に触れたとき
動き【考え中】IN: 布団が右下へ縮んで薄くなる(10f)。中: カードが読み上げに合わせて左から1枚ずつ下から立つ(各 spring 10f・約 21f 間隔)。立つたびカード上端に小さな光の点が1つ灯る。3枚そろったら決め語がフェードイン(10f)。OUT: 3枚を並べたまま全体をわずかに引く(scale 1.0→0.96, 12f)→ C05 へクロスフェード(6f)。SE: コトッ×3(カード着地・同じ音を使い回す)
S00-C05TC 00:24–00:317s / 210f
問い(大)
めっちゃ良かった思い出
黒歴史ばかりが何度も
1
4
困り
めっちゃ良かった思い出のほうが幸せなはずなのに、どうして黒歴史ばかりが何度も浮かんでくるのだ?
左=青/右=朱。
この左右は最後まで
入れ替えない
数字は体感の話。ここでは根拠を出さない(S05で回収)
セリフめっちゃ良かった思い出のほうが幸せなはずなのに、どうして黒歴史ばかりが何度も浮かんでくるのだ?
画面上段を2分割。左に青のカード、右に朱のカード。それぞれの下に玉が1つずつ置かれ、青は「1」、朱は「4」と体感の回数だけが付く。中央に大きな「?」。この左右の配置は S05 の答え合わせと対になる。
テロップ?(大)/めっちゃ良かった思い出/黒歴史ばかりが何度も
動き【困り】IN: 左右のカードが外側から同時にスライドイン(各10f)。中: 玉が2つフェードインし、朱の玉の数字だけ 1→4 へカウントアップ(各カウント6f・チッ)→「?」が奥からズームイン(14f, easeOut)して呼吸するように拡縮を続ける(m-pulse)。立ち絵が首をかしげる。OUT: BGMを一段下げて0.5秒の間(完全無音にはしない)→ C06 へカット。SE: チッ×3(カウント)→ ドン(?着地)→ 間0.5s
S00-C06TC 00:31–00:387s / 210f
部分開示①/前提が外れる
実は良い思い出のほうも
同じように勝手に
驚き
思い出していないように見えて、実は良い思い出のほうも同じように勝手に浮かんできているのだ。
C05で1つだった
青の玉が一気に増える
(前提を外す画)
朱はこのカットに出さない。青だけで埋める
セリフ思い出していないように見えて、実は良い思い出のほうも同じように勝手に浮かんできているのだ。
画面前カットで1つしかなかった青の玉が、画面上半分にザッと5つ現れる。数の多さだけを見せ、割合や研究の数字はまだ出さない(S01で回収する)。朱はこのカットに一切出さない。
テロップ実は良い思い出のほうも/同じように勝手に
動き【驚き】IN: 「?」が上へ抜ける(8f)。中: 青の玉が左から順にポップ(各 spring 8f・6f間隔・計5個)、出たあとはゆっくり漂う。玉が出そろってから決め語が下から出る(10f)→ 12f 後に右のラベルがフェードイン(8f)。立ち絵は目を見開く。OUT: 玉を漂わせたまま画面をわずかに引く(scale 0.97, 10f)→ C07 へカット。SE: コロコロ…(玉が出る・5個ぶんを1本の音で)→ 上向きの短いリフト音
S00-C07TC 00:38–00:446s / 180f
部分開示②/ここで伏せる
浮かぶかどうかではなく
浮かんできた後に
何が起きるか
考え中
差がつくのは浮かぶかどうかではなく、浮かんできた後に何が起きるかなのだ。
何が違うのかは
言わない
灰のぼかしで隠す
2つの玉は同じ大きさ・同じ高さで置く(差はまだ付けない)
セリフ差がつくのは浮かぶかどうかではなく、浮かんできた後に何が起きるかなのだ。
画面上段の「浮かぶかどうかではなく」は薄く落とす。青と朱の玉を同じ大きさで並べ、そこから右へ矢印が伸びた先を灰のぼかしで覆う。覆いの中身は S01 以降まで開けない。
テロップ浮かんできた後に何が起きるか
動き【考え中】IN: 上段のラベルが薄くフェードイン(8f, 透過は使わず地色へ寄せる)。中: 2つの玉が同時に出る(8f)→ 決め語が下から出る(10f)→ 矢印が右へ伸び(10f)、その先に灰のぼかしが被さる(10f)。ぼかしの中の「?」は動かさない。OUT: 台詞終わりで0.6秒の間(BGMは残す。完全無音は S05/S07 だけ)→ C08 へ。SE: コトッ×2(玉)/サッ(ぼかしが被さる)
S00-C08TC 00:44–00:506s / 180f
装置チラ見せ→タイトル
(玉の道の装置・全景シルエット/入口・レール・受け皿まで一瞬だけ)
なんで黒歴史って、
何度も思い出しちゃうの?
何度も戻ってくる仕組み
納得
黒歴史が何度も戻ってくる仕組みを、ひとつずつほどいていくのだ。
装置は見せるだけ
部品の説明はしない
(S01 C05 から積む)
進捗メーターはまだ出さない(初出は S01 C05)
セリフ黒歴史が何度も戻ってくる仕組みを、ひとつずつほどいていくのだ。
画面机上のミニチュア装置(玉の道)の全景が影絵として一瞬だけ立ち上がり、レールの形が見えたところでフェードして背景へ沈む。そのままタイトルが決まる。部品の名前や役割は一切出さない。左下の進捗メーターはまだ置かない。
テロップなんで黒歴史って、何度も思い出しちゃうの?
動き【納得】IN: 装置のシルエットが下から立ち上がる(14f, easeOut)→ 12f ホールド → 地色へ沈むようにフェード(12f)。中: タイトルが奥からズームイン(16f, easeOut)→着地でバウンド(spring 8f)。24f 後に副題が下から出る(10f)。立ち絵が1回うなずく。OUT: 全体を1回だけ明るくフラッシュ(4f・ホワイトアウトはしない)→ 章の切れ目1.8秒(頭0.6+尻1.2)を取って S01 へ。SE: コロ…(装置の奥で玉が1つだけ転がる)→ ドン!(タイトル着地)→ BGM本入り